仕事を辞める時には、新しい転職先を探してから退職する人が多いと思います。
一時期の就職難の時代から比べると、近年では就職も転職も幾分好転しているように感じますが、それは一部の人だけのことかもしれません。
やはり年齢が高かったり、特別な技術や資格がないと思うような仕事に就くことが難しいものです。
仕事の内容だけで転職先を決めるわけではありません。
職場環境も大事ですし、何よりも大きなポイントは収入ではないでしょうか。
人は生活水準を下げることが出来ないものです。ですから、今の収入と同等か以上の転職先を考えるのですが、年齢が高くなるとその分の給与も必要になってきますので、それだけの対応が出来る転職先に出会うのは難しくなってくるのです。
企業側としても、年齢に合わせた給与を出さなくては生活が困るだろうと考えますので、その人の年齢などを考慮した給与を払うことが可能かどうかで判断することもあります。
これは差別などではなく、雇用者の生活を守る責任からくる考えがほとんどです。
中には最初に提示していた給与よりも少ない金額が支給されることもあるようですから、気をつけたいポイントではないかと思います。
十分なキャリアやスキルがあるのでしたら、フリーランスで働くということも考えてみるとよいでしょう。フリーランスであれば、年齢よりも仕事の内容や精度を重視されることが多いからです。
また働き方も自宅やカフェなどの自分の都合に合わせた働き方や、企業に出社して働くといったフリーランスの人もいますから、選択の幅は広がるのではないでしょうか。
どうしても転職活動が上手く進まないときは、このような新しい働き方に目を向けるのも良いのではないかと思います。